便利なイメージの強い電子書籍ですが、もちろんデメリットも存在します。
この記事では、私が感じた電子書籍のデメリットについて、紹介をしていきます。
はたして、電子書籍のデメリットとは、どのようなものなのでしょうか
目次
本にメモを書き込むことができない
紙の本であれば、本の中にメモを書き込むことができますよね。
しかし、電子書籍の場合は、本の中にメモを書き込むことはできません。
もちろん、電子書籍の場合は、メモを打ち込んで保存をしておくことはできます。
しかし、電子書籍にメモを打ち込むという作業は、意外と面倒なんですよね。
仕事中に急いでメモをとりたいときは、「スマホのメモ帳機能」を使うよりも、紙のメモを使ったほうが効率的ですよね。
まさにそれと同じで、本の中にメモをしたいときは、紙の本に書き込んだほうが効率的であることが多いのです。
本を読んでいる感覚がない
電子書籍の場合は、本を読んでいる感覚を得られないかもしれません。
言うまでもなく、電子書籍の場合は、パラパラとページをめくる作業がありませんよね。
私は、この「電子書籍にはパラパラとページをめくる作業がない」という部分に、違和感を感じていたものです。
ただ、「電子書籍は本を読んでいる感覚がない」というのは、慣れの問題であると思います。
おそらく、電子書籍を読み続けるに連れて、「本を読んでいる感覚がない」という違和感は和らいでゆくことでしょう。
読み流しをするのに手間がかかる
本をサラッと流し読みしたいときってありますよね。
例えば、さほど興味のない項目などは、サラッと読み流しをして、次の項目に移ってゆきたいものです。
しかし、先述したように、電子書籍の場合は、パラパラとページをめくることができません。
そのため、読み流しをするのには、少し手間がかかるんですよね。
やはり、「効率よく読み流しできるのはどちらか?」という視点で考えた場合は、紙の本に軍配が上がると私は考えています。
所有感を得ることができない
「読んだ本が自分の本棚に並ぶ」というのは、紙の本の醍醐味とも言えるのではないでしょうか。
本棚を見て、「今までこんな本を読んできたな~」と所有感に浸るのは、至福の時間に感じられるかもしれません。
しかし、電子書籍の場合は読み終えても、自分の本棚に本が並ぶことはありません。
そのため、電子書籍の場合は、所有感を満たしてくれる可能性は低いのです。
本を売却することができない
紙の本の場合は、いらなくなったら売却をすることができます。
しかし、電子書籍は、いらなくなったとしても、売却をすることができません。
この、「いらなくなっても売ることができない」という点も、電子書籍のデメリットとなるのではないでしょうか。
ただ、紙の本を売却しようとしても、せいぜい100円から200円程度にしかなりませんよね。
一方で、電子書籍の場合は、定価が新品の紙の本の「100円から200円引き」となっている傾向があります。
そのため、「電子書籍を売れないからといって非経済的なわけではない」とも考えることができるのではないでしょうか。
中古安くで購入することができない
紙の本であれば、中古で安く購入することができます。
例えば、数年前に出版された本であれば、100円程度で買える場合もあるものです。
一方で、電子書籍の場合は、中古で安く購入することができません。
やはり、安く購入することができないという点は、電子書籍の大きなデメリットであると私は感じています。
ただ、私は「全てを電子書籍で読もう」とは思っていません。
「中古で安い場合は紙の本も買おう」というスタンスで、読書ライフを楽しんでいますよ。
充電が切れると使い物にならない
電子書籍端末は電子機器であるため、定期的に充電をしなければいけません。
もちろん、電子書籍端末の充電が切れてしまったら、電子書籍を読むことは一切できなくなってしまいます。
例えば、仕事で電子書籍を読みたいのにも関わらず、電子書籍端末の充電が切れてしまっては、全く仕事にならなくなってしまいますよね。
もちろん、定期的に端末を充電をする癖をつければ、「充電が切れる」という状況にはなりにくいでしょう。
例えば、「毎晩端末を充電する」という具合に、充電をする癖をつけてゆきたいものです。
眼精疲労になることがある
電子書籍を読むということは、画面に映っている文字を読む作業とも考えることができます。
やはり、画面に映っている文字を読むわけですから、眼精疲労になることがあるかもしれません。
また、画面に映っている文字を読むため、ドライアイなどを引き起こす恐れもあるでしょう。
ただ、私も電子書籍をよく読んでいるのですが、そこまで眼精疲労を感じたことがありません。
実際、多くの電子書籍端末は、眼精疲労になりにくい工夫がされているようですね。
「電子書籍端末を使ってみたものの、思っていたよりも眼精疲労にはならない」と感じる可能性は高いはずです。