そもそも、子供向け電子書籍リーダーって?
みなさんは電子書籍を利用したことがありますか?
電子書籍とはタブレットやスマートフォンといった電子機器で読める本のことです。
Amazonが提供している「kindle」を始めとして、様々なサービスがあります。
電子書籍で扱われている本の中には、子供向けのものもあります。
絵本、図鑑、もちろん子供向けの物語もあり、その種類は様々。
一昔前では考えられなかったことですが、子供が電子書籍で読書をする時代がやってきているのです。
我が家はたまにですが、「今すぐ調べたい」って時に子供と電子書籍を見ます。
では、電子書籍を読むことによる子供への影響について、メリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- 手軽に知識をつけられる
電子書籍の良いところは、何よりもその手軽さです。
例えば虫に興味を持って、もっと詳しく知りたい!と思ったとき
タブレットがあればすぐに虫に関する本を購入して
読みながら知識をつけることができます。
これまでのように本屋に探しに行ったり、図書館に借りに行ったりする手間が省け、家でも外出していてもすぐに読むことが出来ます。
- 早いうちから電子機器の知識をつけられる
今の時代、電子機器がなければ暮らしていけないと言っても過言ではないほど
世の中にはいろいろな最新の機械が溢れています。
子供が大人になる頃にはもっと複雑な機器が扱われるようになっているかもしれません。
つまり、そうしたものを扱う能力がなければ世の中から遅れてしまうかもしれないのです。
早いうちから電子書籍を通して機器に触れていれば
本からの知識と同時にそうした技能も身につくので、一石二鳥です。
- 最新の知識を得やすい
電子書籍は、既にある本を電子機器から読むことができるというイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが
実は紙媒体で発売されていないような本や、アマチュアが書いた自己出版の本を読むことも出来ます。
最近は新しいものが生まれ、その情報が世の中に伝わっていく速度がとても早いです。
それに関する本を読もうと思ったとき、かなりの時間がかかります。
その本の文章が書かれ、編集者の方がチェックし
刷り、そして実際に書店に並ぶという長いプロセスがあるからです。
図書館で借りられるようになるにはもっと時間がかかるかもしれません。
しかし、電子書籍であれば、文章が出来た時点でアップすることが可能です。
そのため、素早く情報を手に入れることが可能になります。
デメリット
- 目が悪くなる
電子書籍の利用について最も危惧されることの一つが視力低下ではないでしょうか?
スマートフォンやパソコンを長時間見ていると
目が悪くなり、さらにドライアイといった問題も引き起こしてしまいます。
視力は1度落ちるとなかなか元には戻らないと言われていますし
さらに小さいうちから目が悪くなると
メガネやコンタクトレンズといったものと長く付き合わなければいけなくなってしまいます。

- 書店や図書館のような本との出会いがない
現実世界で本に触れる機会といえば、本屋や図書館です。
そこではお目当ての本のコーナーに行くまでに他のジャンルの本が目に入ります。
そのとき、「あ、この本面白そう!」
と思わぬ出会いをすることがあります。
そうした本が意外と面白かったり
視野を広げるきっかけになったりすることがあります。
電子書籍ではそういった出会いが起こりにくいかもしれません。
- 「自分だけの本」を作れない
紙の本の利点はなんといっても自分の好きなようにアレンジ出来ることです。
気に入った格言に線を引いたり、役に立ちそうな情報に印をつけたり
後ですぐに見返せるようにしようとページを折り曲げて栞にしたり・・・。
そうすると自分オリジナルの本ができ、どこか愛着も湧いてきます。電子書籍ではこうしたことが出来ませんね。
「電子書籍を子供に見せる」まとめ
子供が電子書籍リーダーを使う際のメリットとデメリットについてお伝えしました。
電子書籍は便利な反面、それに伴うデメリットもあります。
しかし、視力の低下については、ブルーライトをカットするフィルムを貼ったり
保護者が利用時間を制限したりすることで防げますし
本との出会いを増やすためには
電子書籍内でどのような本が扱われているのか自分から積極的に調べることが出来ます。
また、気に入った本は実際に書店で購入し
好きなだけ印をつけて自分だけの本にするなどすれば
デメリットともうまく付き合って行くことが出来ます。
使い方や工夫次第で、電子書籍は子供の成長に役立つ強いツールとなりそうです。